座標
バージョン
この記事の対象バージョンは2.0です。
概要
座標とはゲームなどでキャラクターなどを表示するための
画面上の位置情報のことです。
絵を表示するアプリは全て、座標を使用して絵の表示位置を決めています。
※座標に関する説明は座標で行っています。
スクラッチの座標
スクラッチの座標はステージの中心を原点として扱い、
X軸は原点から見て右が正、左が負、Y軸は原点から見て
上が正、下が負となっています。
座標命令
座標を直接変更する命令は「x座標を○○にする」「y座標を○○にする」
「x座標を○○、y座標を△△にする」「○○秒でx座標を△△、y座標を□□に変える」
「x座標を○○ずつ変える」「y座標○○ずつ変える」があります。
今回紹介しているスクリプトの項目は「動き」にあります。
※「○○歩動かす」「○○へ行く」は今回の座標命令には含めていません。
x座標を○○にする or y座標を○○にする
「x座標を○○にする」と「y座標を○○にする」は軸の違い以外は
同じ内容なので一緒に説明します。
x座標を○○にする
「x座標を○○にする」命令は○○に指定した値のX軸の位置へ移動します。
※Y座標は変わりません。
x座標を○○にする命令サンプル
上の命令の例を作って実行、またはサンプルのページにて実行すると
猫のスプライトの表示位置が一定間隔で切り替わります。
y座標を○○にする詳細
「y座標を○○にする」命令は○○に指定した値のY軸の位置へ移動します。
※X座標は変わりません。
y座標を○○にする命令サンプル
上の命令の例を作って実行、またはサンプルのページにて実行すると
猫のスプライトの表示位置が一定間隔で切り替わります。
x座標を○○、y座標を△△にする
「x座標を○○、y座標を△△にする」命令は○○にX座標を△△にY座標を指定すると
指定した座標にスプライトが移動します。
「x座標を○○にする」「y座標○○にする」を同時に実行する命令です。
x座標を○○、y座標を△△にする命令サンプル
上の命令の例を作って実行、またはサンプルのページにて実行すると
猫のスプライトの表示位置が一定間隔で切り替わります。
x座標を○○ずつ変える y座標○○ずつ変える
「x座標を○○ずつ変える」と「y座標○○ずつ変える」は軸の違い以外は
同じ内容なので一緒に説明します。
x座標を○○ずつ変える
「x座標を○○ずつ変える」命令は実行毎に指定した値分だけ
X軸にスプライトが移動します。
※Y座標は変わりません。
x座標を○○ずつ変える命令サンプル
上の命令の例を作って実行、またはサンプルのページにて実行すると
猫のスプライトが左右に移動し続けます。
y座標を○○ずつ変える
「y座標を○○ずつ変える」命令は実行毎に指定した値分だけ
Y軸にスプライトが移動します。
※X座標は変わりません。
y座標を○○ずつ変える命令サンプル
上の命令の例を作って実行、またはサンプルのページにて実行すると
猫のスプライトが上下に移動し続けます。
○○秒でx座標を△△ or y座標を□□に変える
「○○秒でx座標を△△、y座標を□□に変える」命令を実行したら
現在位置から○○秒間かけてX座標△△、Y座標□□の位置に移動させます。
○○秒でx座標を△△、y座標を□□に変える命令サンプル
上の命令の例を作って実行、またはサンプルのページにて実行すると
猫のスプライトが1秒間で命令で指定した位置に移動し続けます。