入力 -キーボード、マウス-
バージョン情報
5.3.7f1
キーボード入力
キーボードによる入力はInputクラスの「GetKey」「GetKeyDown」
「GetKeyUp」の3種類を使用することで実装可能です。
KeyCode
KeyCodeはGetKey」「GetKeyDown」「GetKeyUp」で使用する共通の引数です。
実体は列挙型で、キーボードのキー1つ1つが設定されています。
例:
KeyCode.A => キーボードのA
KeyCode.Z => キーボードのZ
KeyCode.LeftArrow => キーボードの←
GetKeyメソッド仕様
メソッド名:
GetKey
戻り値:
判定したいキーが押されているかどうか
true:
押されている
false:
押されていない
引数:
KeyCode:
判定したいキー番号
内容:
特定のキーが押されているかどうかを判定してその結果を返します。
例:
if (Input.GetKey(KeyCode.A))
{
Debug.Log("Aが押されている");
}
GetKeyDownメソッド仕様
メソッド名:
GetKeyDown
戻り値:
判定したいキーが押された瞬間かどうか
true:
押した瞬間
false:
その他
引数:
KeyCode:
判定したいキー番号
内容:
特定のキーを押した瞬間を判定してその結果を返します。
例:
if (Input.GetKey(KeyCode.B))
{
Debug.Log("今、Bを押した");
}
GetKeyUpメソッド仕様
メソッド名:
GetKeyUp
戻り値:
判定したいキーを離した瞬間かどうか
true:
離した瞬間
false:
その他
引数:
KeyCode:
判定したいキー番号
内容:
特定のキーから手が離れた瞬間を判定してその結果を返します。
例:
if (Input.GetKey(KeyCode.C))
{
Debug.Log("Cから手が離れた");
}
マウス入力
マウスによる入力はInputクラスの「GetMouseButton」「GetMouseButtonDown」
「GetMouseButtonUp」の3種類を使用することで実装可能です。
マウスのボタン
「GetMouseButton」「GetMouseButtonDown」「GetMouseButtonUp」に
指定する共通の引数にマウスのボタン位置があります。
こちらは定数が用意されておらず、0~2までの値を指定します。
0 => 左クリック
1 => 右クリック
2 => 中のボタン
GetMouseButtonメソッド仕様
メソッド名:
GetMouseButton
戻り値:
判定したいボタンがクリック中か
true:
クリック中
false:
クリックされていない
引数:
int button:
マウスボタンのID
内容:
指定したいマウスのボタンがクリック中かどうかを
判定してその結果を返します。
例:
if (Input.GetMouseButton(0))
{
Debug.Log("左クリック中");
}
GetMouseButtonDownメソッド仕様
メソッド名:
GetmouseButtonDown
戻り値:
判定したいボタンがクリックされた瞬間かどうか
true:
押された瞬間
false:
押された瞬間じゃない
引数:
int button:
マウスボタンのID
内容:
指定したいマウスのボタンがクリックされた瞬間かどうかを
判定してその結果を返します。
例:
if (Input.GetMouseButtonDown(0))
{
Debug.Log("今、左クリックをした");
}
GetMouseButtonUpメソッド仕様
メソッド名
GetMouseButtonUp
戻り値:
判定したいボタンが離された瞬間か
true:
クリックをやめた瞬間
false:
クリックをやめた瞬間
引数:
int button:
マウスボタンのID
内容:
指定したいマウスのボタンのクリックをやめた瞬間かどうかを
判定してその結果を返します。
例:
if (Input.GetMouseButtonUp(0))
{
Debug.Log("今、左クリックをやめた");
}
問題
問題をダウンロードして以下の仕様を実装して下さい。
・↑を押している間
ブロックを上に移動
・↓を押している間
ブロックを下に移動
・←を押している間
ブロックを左に移動
・→を押している間
ブロックを右に移動
・左クリック
ブロックをY軸に時計周り回転
・右クリック
ブロックをY軸に反時計周り回転
解答はここにあります。