アニメーションクリップ
アニメーション概要
Unityにはオブジェクトをどう動かすのかを設定できるAnimation機能があります。 この機能を使用することで、「キーフレームアニメーション」や 「テクスチャアニメーション」などのアニメーションを作成することができます。
Animationビュー
Animation機能はAnimationビューを使用することで使用できます。ビューの表示方法
ビューは上段メニューのWindowにAnimationがあるので、 そちらを選択します。![]()
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ツールバー
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以下はビューの上段にあるメニューの内容です。 ※いくつかアニメーションで使用する用語を書いていますが、 必要なものは後ほど説明します。 ①.Record アニメーションの編集を開始するためのボタンです。 ②.Play アニメーションを再生します。 ③.Prev/Next キーフレームを前後に移動します。 ④.Frame 現在のキーフレーム数を表示しています。 ⑤.Add KeyFrame キーフレームを追加します。 ⑥.Add Event イベントを追加します。
アニメーションクリップ
アニメーションクリップとはAnimation機能を使用して作成した アニメーションデータのことです。新規作成
アニメーションクリップを作成するには Hierarchyやプレハブなどのオブジェクトを選択します。 するとAnimationビューに「Create」ボタンが表示されます。![]()
「Create」ボタンを押すと作成するアニメーションクリップの ウィンドウが表示されるので、名前を決めて「保存」ボタンを押します。
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Samplesフィールド
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Samplesフィールドはアニメーションの時間(フレーム数)を表示しています。
Add Propertyボタン
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Add Propertyボタンはアニメーションの変更設定を行う 項目を追加することができるボタンです。 項目は「Transform」「Collider」「Renderer」「Animator」などがあります。 ※選択しているオブジェクトによって項目は異なります。
Dope Sheet/Curve切り替えボタン
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Dope Sheet/Curve切り替えボタンはDopeSheetとCurve画面の 切り替えを行うボタンです。 ・DopeSheet DopeSheetはアニメーション全体を管理する画面です。
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・Curve Curveはアニメーションの変化内容をグラフで表現する画面です。
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編集開始
編集を開始する場合、Recordボタンをクリックします。 クリック後はアニメーション項目を追加し、 どのような数値遷移をするのかを設定します。アニメーション項目追加
アニメーションさせる項目の追加は「Add Property」ボタンを クリックして項目の選択を行います。 選択した内容は右端にある「+」ボタンで追加できます。![]()
以下は項目の一例です。 ・Transform Transormコンポーネントを追加します。 座標や拡縮、回転を変更することができます。 ・Collider Collider系コンポーネントのパラメータを追加できます。 位置やサイズ、IsTrigger、Enabledなど、 基本的なパラメータの設定を変更可能です。 ・Renderer Rnderer系のコンポーネントのパラメータを追加できます。 Materialの色やEnabled、スプライトの設定が可能です。
編集内容
アニメーション項目を追加したら以下のようになります。![]()
①.変更パラメータ RotationやPositionなどアニメーション項目内にある 変更パラメータです。 ②.キーフレーム値 選択されているキーフレームの値です。 ③.編集メニュー パラメータの追加、削除や項目の削除などを設定可能です。 ・パラメータ追加/削除(Add Key/Delete Key) 使用しないパラメータは ・項目の削除(Remove Properties) 「Rotation」や「Position」などの項目を削除します。 ④.キーフレーム キーフレームはフレーム間で目標となる数値の場所で、 キーフレームにはフレームの位置と数値を指定します。 例えば始まりが0でキーフレームが60フレームの90だとしたら アニメーションは60フレームに到達するまでに90の値に パラメータの値を近づけていきます。
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DopeSheetの編集方法
アニメーションの変更はキーフレームの値の変更、キーフレームの位置変更 キーフレームの追加と削除などがあります。キーフレームの値の変更
キーフレームの値はキーフレームを選択したら変更可能です。 選択した項目の該当パラメータは以下の図のように赤くなります。![]()
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キーフレームの位置変更
キーフレームの位置は「◆」を選択してD&Dして変更します。 位置を変えることで、値の遷移にかかる時間を変更できます。![]()
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キーフレームの追加
キーフレームはいくつも持つことができます。 追加はキーフレームを動かして「◆」に空きができた項目を選択して 右クリックをして「Add Key」を選択します。 ※選択状態のキーフレームは赤線が引いてあります。![]()
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キーフレームの削除
キーフレームの削除は「◆」に対して右クリックして表示された メニューの中から「Delete Key」を選択して![]()
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Curveの編集方法
Curve画面のキーフレームの編集方法はDope Sheetと同じく キーフレームの値の変更、キーフレームの位置変更 キーフレームの追加と削除があります。 ※SpriteアニメーションなどはCurveで編集できないデータがあります。キーフレームの値変更
キーフレームの値の変更は変更項目をクリックし、 Curveに選択した線分を表示します。 値の変更は線分をクリックしてD&Dすれば変更されます。![]()
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キーフレームの位置変更
キーフレームの位置変更は変更項目をクリック後、 キーフレームを選択し、左右にD&Dすれば位置変更ができます。![]()
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キーフレームの追加
キーフレームの追加は追加したい線分上で右クリックして 「Add Key」を選択すれば追加できます。![]()
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キーフレームの削除
キーフレームの削除は削除したい「◆」の上で右クリックをして 「Delete Key」を選択すれば削除できます。![]()
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イベント
イベントとはアニメーションクリップの再生中の特定タイミングで実行する関数のことで、 この関数には引数なし、または引数を1つだけ設定することができます。 設定できる引数はint、string、float、参照(GameObject等)、イベントを指定できます。追加方法
①.イベント追加![]()
追加は上の画像の①をクリックするか、②の領域で右クリックして表示される 「Add Animation Event」を選択することでイベントが追加されます。 追加される場所は①の場合タイムライン上の赤線が引いてある場所で、 ②の場合は右クリックを行った場所に追加されます。 ②.関数の設定 ①でイベントを追加したら、しおりのような形のアイコンが タイムラインのすぐ下に表示されます。
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このアイコンをダブルクリックすると設定ウィンドウが開くので Functionのリストから設定したい関数を選択します。 ※Functionで指定できる関数はAnimationを設定しているオブジェクトに 関連付けているスクリプトの関数が表示されます。
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選択後、引数の設定が必要な場合は設定項目が表示されるので、 そちらの指定も行います。 ※参照で指定するオブジェクトはAssets内にあるデータに限られます。 Hierarchyからの指定はできないので気をつけてください。
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③.複数、重複追加 イベントはアニメーション内に複数追加することも可能です。 また、同じ位置に重複して追加することもできます。
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削除方法
イベントを削除するには削除したいイベントアイコンを右クリックして 表示されたメニューから「Delete Animation Event」を選択します。![]()
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確認方法
設定したイベントの確認はAnimationビューの再生ボタンでは確認できません。 確認はUnity上段のToolBarから行ってください。![]()
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以下はビューの上段にあるメニューの内容です。
※いくつかアニメーションで使用する用語を書いていますが、
必要なものは後ほど説明します。
①.Record
アニメーションの編集を開始するためのボタンです。
②.Play
アニメーションを再生します。
③.Prev/Next
キーフレームを前後に移動します。
④.Frame
現在のキーフレーム数を表示しています。
⑤.Add KeyFrame
キーフレームを追加します。
⑥.Add Event
イベントを追加します。
「Create」ボタンを押すと作成するアニメーションクリップの
ウィンドウが表示されるので、名前を決めて「保存」ボタンを押します。
Samplesフィールドはアニメーションの時間(フレーム数)を表示しています。
Add Propertyボタンはアニメーションの変更設定を行う
項目を追加することができるボタンです。
項目は「Transform」「Collider」「Renderer」「Animator」などがあります。
※選択しているオブジェクトによって項目は異なります。
Dope Sheet/Curve切り替えボタンはDopeSheetとCurve画面の
切り替えを行うボタンです。
・DopeSheet
DopeSheetはアニメーション全体を管理する画面です。
・Curve
Curveはアニメーションの変化内容をグラフで表現する画面です。
以下は項目の一例です。
・Transform
Transormコンポーネントを追加します。
座標や拡縮、回転を変更することができます。
・Collider
Collider系コンポーネントのパラメータを追加できます。
位置やサイズ、IsTrigger、Enabledなど、
基本的なパラメータの設定を変更可能です。
・Renderer
Rnderer系のコンポーネントのパラメータを追加できます。
Materialの色やEnabled、スプライトの設定が可能です。
①.変更パラメータ
RotationやPositionなどアニメーション項目内にある
変更パラメータです。
②.キーフレーム値
選択されているキーフレームの値です。
③.編集メニュー
パラメータの追加、削除や項目の削除などを設定可能です。
・パラメータ追加/削除(Add Key/Delete Key)
使用しないパラメータは
・項目の削除(Remove Properties)
「Rotation」や「Position」などの項目を削除します。
④.キーフレーム
キーフレームはフレーム間で目標となる数値の場所で、
キーフレームにはフレームの位置と数値を指定します。
例えば始まりが0でキーフレームが60フレームの90だとしたら
アニメーションは60フレームに到達するまでに90の値に
パラメータの値を近づけていきます。
追加は上の画像の①をクリックするか、②の領域で右クリックして表示される
「Add Animation Event」を選択することでイベントが追加されます。
追加される場所は①の場合タイムライン上の赤線が引いてある場所で、
②の場合は右クリックを行った場所に追加されます。
②.関数の設定
①でイベントを追加したら、しおりのような形のアイコンが
タイムラインのすぐ下に表示されます。
このアイコンをダブルクリックすると設定ウィンドウが開くので
Functionのリストから設定したい関数を選択します。
※Functionで指定できる関数はAnimationを設定しているオブジェクトに
関連付けているスクリプトの関数が表示されます。
選択後、引数の設定が必要な場合は設定項目が表示されるので、
そちらの指定も行います。
※参照で指定するオブジェクトはAssets内にあるデータに限られます。
Hierarchyからの指定はできないので気をつけてください。
③.複数、重複追加
イベントはアニメーション内に複数追加することも可能です。
また、同じ位置に重複して追加することもできます。
