ゲームエンジンとUnity
ゲームエンジンとは
ゲームに必要な機能がまとめられたソフトウェアの事です。 DirectXやOpenGLの様なプログラマーがしっかりとコーディングしないと 開発が行えないものからUnityやUnrealEngineの様にコーディングを行わずとも ある程度の開発が行えるものまで数多くのエンジンが存在します。
ゲームエンジンの主な機能
機能の一例として以下のような機能が実装されています。描画機能
ほとんどのゲームエンジンが搭載している機能で2D、3D描画を行うための 必要な機能が実装されています。物理演算機能
重力や質量、摩擦などの現実世界の現象を表現するための機能を実装しています。マルチプラットフォーム機能
異なるハードやOSで同じ動作をさせる機能のこと。 通常は描画や入力などで、各ハードごとに機能を用意する必要がありますが、 マルチプラットフォームはそれらの差異なくした機能が用意されています。
ゲームエンジンのメリットとデメリット
メリット、デメリットはUnity、UnrealEngineに対しての内容になっています。メリット
・ゲーム開発の敷居が低くなって数多くの人がゲーム開発を行えるようになる ・機能が豊富なので企業などでも使用可能であり、開発コストを抑えれる可能性が高いデメリット
・ゲームエンジンに頼りすぎてしまうのでエンジン部分の技術力の向上が停滞する ・新規ハードなどゲームエンジンが対応していないとゲームエンジンが 対応することを待つことになる
Unityとは
Unityとはゲームエンジンのひとつでゲームの総合開発環境のことです。 2D、3Dのゲームを開発することができ、対応ハードもPS4やPSVITA、iPhone、Androidアプリなど 数多くのハードに対応しています。 マルチプラットフォームですので通常よりも低い開発コストで 様々なハードに移植することができます。 基本無料で開発は可能ですが、無料で開発したゲームが10万ドルを超えた場合は 有料ライセンスの変更を求められます。
ライセンス
ライセンスは大きく2種類あり有料の「Unity Pro」と無料の「Unity Personal」があり、 登録に約18万(1500ドル)かかります。 Unity Proは1ユーザにつき1ライセンスで1ライセンスにつき2台まで 使用可能、無料では使用できない機能を使用できます。 また、Unity Proには「Android Pro」と「iOS Pro」があり どちらも登録するため約18万(1500ドル)かかります
機能
2D、3Dの描画機能、当たり判定や物理エンジンなどの機能が実装されています。 また、「アセット」と呼ばれるものがあり、これは他のUnity開発者が 作成したプログラムやモデルなどがアセットとして登録されています。 これをAsset Storeで購入(無料もあります)することによって 開発の手間を省くことができます。
