AndroidStudio新規プロジェクト手順

■プロジェクトの新規作成手順

①新規作成選択
	AndroidStudioで新規プロジェクトを作成するには
	「Welcome to Android Studio」画面の
	「Start a new Android Studio project」をクリックするか
	Android Studioの画面で「File」=>「New」=>「New Project」を選択します。

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②New Project画面
	New Project画面ではアプリ名とドメイン設定、プロジェクト場所の設定を行います。

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	2-1.Application name
		アプリケーションの名前を設定します。
		あくまでプロジェクトの名前という認識で問題ありません。
		アプリリリース時の名前は開発中に自由に変更することが可能です。
		※Package nameとしてリリース時にアドレスの一部として使用されます。

	2-2.Company Domain
		Company Domain は独自ドメインがあればそちらを使用し、
		もし、独自ドメインをなければ実在しないドメイン名を設定します。
		練習の場合は初期設定されている「○○.example.com」で問題ありません。

	2-3.Package name
		Package nameはCompany Domainを"."ごとに逆転させ、Application nameを
		つけたものになります。
		編集の必要はありませんが、Editから編集することも可能です。
		※"-"(ハイフン)を含む場合は"_"(アンダーバー)に変更されますが、
		 これはバグではありません。

	2-4.Project location
		このAndroid StudioのProjectが作成される場所の指定をします。

③Target Android Devices
	Target Android Devicesでは作成するアプリを使用するための
	デバイスの選択を行います。

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	3-1.Device選択
		アプリを使用するデバイスを選択します。
		Android Auto以外は単独、複数選択が可能です。
		Android Autoは単独選択ができず、
		Phone and Tabletしか複数選択ができません。

	3-2.Minimum SDK
		Minimum SDKでは対応するSDKの最低バージョンの設定を行います。
		設定バージョン毎のAndroidユーザーのカバー率が表示されます。

④Add an Activity to Moblie
	Add an Activity to MoblieではActivityの初期設定を追加できます。
	基本的には「Basic Activity」か「Empty Activity」が使用されます。
	BasicとEmptyの違いはEmptyの方がプロジェクトとしてシンプルな構成になっています。

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⑤Customize the Activity
	Customize the Activityは④で設定したActivityの設定を行います
	以下はEmpty Activityの設定内容になります。

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	5-1.Activity Name
		Activity Nameは最初に作成するActivityの名前です。

	5-2.Generate Layout File
		Generate Layout Fileはチェックボックスにチェックを入れると
		LayoutFileの名前設定項目が追加されます。

	5-3.Layout Name
		Layout Nameは最初に作成するLayout用xmlの名前です。

■Gradle

AndroidStudioにはGradleというビルドシステムが実装されています。
GradleはGroovyと呼ばれるJVM(Java Virtual Machine)で動作する
スクリプト言語で書かれています。
GroovyはXMLよりも可読性が高く、処理自由度も高いです。

●ビルドシステム(ツール):
	ビルドシステムとはプログラムのビルド作業を
	自動化するシステム(ツール)のことです。
	有名なビルドシステムはC言語をビルドすることができるmakeです。

●Gradleが使用されている理由
	今までのビルドシステム(AntやMaven)ではアプリを実機に
	ダウンロードするまである程度の手順が必要で、
	その手順は技術職の人間にはある程度こなせるレベルですが、
	管理職や営業職の人間がやるには難しい作業でした。
	Gradleはその手順を技術職以外の人間でもこなせるレベルにまでに
	簡略化しました。
	このような理由から他のビルドシステムよりも使い勝手が良いとされる
	GradleがAndroidの公式ビルドツールとして使用されています。

■画面構成

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①エディタウィンドウ
	エディタウィンドウではソースやレイアウトに対して
	ボタンなどのUIを設定することが可能です。

②プロジェクトウィンドウ
	プロジェクトウィンドウはこのプロジェクトで使用されている
	ファイルが表示されています。

	・manifests
		このプロジェクトに関するマニフェストファイルがあります。
	
	・java
		javaに関するソースがあります。
	
	・res
		layoutファイルや画像などのリソースデータがあります。

	・Gradle Scripts
		Gradleのスクリプトファイルがあります。

③ツールバー
	ツールバーにはアプリ実行などをアイコンで表示されています。
	数が多いのでよく使用するアイコンを紹介します。

	・実行mb_0025
		アプリを実行します。
		実行時に使用するデバイスの選択画面が表示されます。

	・デバッグ実行	mb_0026
		デバッグ状態でアプリを実行します。
		「実行」アイコンと同じで使用するデバイスの選択画面が表示されます。

	・AVD Manager起動mb_0028
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		AVD ManagerはAVD(Android Virtual Devices)の作成と編集、削除の
		管理を行っています。

	・SDK Manager起動mb_0029
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		SDK ManagerではAndroid SDKのインストールを行うことができます。
		SDKだけではなく、SDKで使用するTOOLのインストールも可能です。

	・Android Device Monitor起動mb_0030
		AndroidDeviceMonitorはAndroid接続したAndroidの情報を見ることができます。
		※デバイスの接続が必須です。

④DDMSウィンドウ
	DDMS(Dalvik Debug Monitor Service)はアプリケーションのデバッグツールです。
	主な機能は端末やデバッグのログ情報の取得です。