当たり判定
概要
Scratchはゲームなどアプリも作成することができるので、 スプライト同士が重なった時に専用プログラムを実行する 「当たり判定」の実装が可能です。
バージョン
この記事の対象バージョンは2.0です。
当たり判定用命令
当たり判定用の命令は「○○に触れた」「○○色に触れた」 「○○色が△△色に触れた」の3種類があります。 判定用の命令なので「もし~なら○○」などの制御命令で使用します。
○○に触れた
「○○に触れた」は指定したスプライトやマウスポインタ、画面端と スプライトの判定を行いたい時に使用します。 上の命令を実行するとマウスポインタが触れている間は 猫のスプライトは停止し、マウスが離れると動き出します。
○○色に触れた
「○○色に触れた」はスプライトが特定の色に触れた場合の 判定を行いたいときに使用します。 上の命令を実行すると猫のスプライトはりんごの絵が赤くなっているときに 重なると停止し、別の色のときはすり抜けるようになっています。
色の選択方法
判定を行いたい色の選択方法は以下の通りです。 命令で変化させた色の選択はできないので注意して下さい。
○○色が△△色に触れた
「○○色が△△色に触れた」は、自分のスプライトの○○色と △△色が触れた場合の判定を行いたいときに使用します。 上の命令を実行すると猫の色が橙色で、りんごの色が赤色のときに 重なれば猫のスプライトは停止し、どちらかの色が異なればすり抜けます。
問題
上の画面の挙動と同じものを次の命令ブロックを使用して作成して下さい。
各スプライトの挙動
猫 | ・実行と同時に左右に移動する |
りんご | ・実行と同時に画面中央の上側に表示する ・りんごをクリックしたら落下する ・猫と当たったら隠す(非表示) ・地面(画面外)に出たら隠す(非表示) |
解答
こちらに解答がありますので、答えを作ったら確認してください。