分岐
バージョン
この記事の対象バージョンは2.0です。
概要
分岐とは行動、方向などが分かれることです。
現実では信号機が青の場合は進み、赤の場合は止まるなど、
状況などによって、行動が分岐することが多々あります。
プログラムでも状況によって命令を変えたいと考えることが多々あります。
ゲームならプレイヤーが停止中は立っている絵を表示し、
移動したら歩いていたり、走っている絵に変更する、
プレイヤーが敵を倒したら、敵を画面から消すなどです。
このように何かしらの条件で状況や行動を変えることを条件分岐と呼びます。
分岐命令
分岐命令で、必要になるものは「条件」です。
分岐は「○○の時△△する」や「○○ならば××する」のように
何かしらの条件(○○の時、○○ならば)が成立しているときに
専用で処理を行いたい場合に使用します。
もし○○なら△△
「もし○○なら△△」は○○の条件が成立していたら
ブロックの空白部分に設定した△△の命令を実行する命令です。
上の命令では条件の部分が「スペースキーが押された」になっているので、
スクリプト起動中にスペースキーが押された場合、
猫の画像が歩いている画像から走っている画像に切り替わります。
もし○○なら△△でなければ××
「もし○○なら△△でなければ××」は○○の条件が成立していたら
ブロックの上の空白部分に設定した△△を実行し、
条件が成立していなかったら下の××の命令を実行します。
上の命令では条件の部分が「マウスが押された」になっているので、
スクリプト起動中にマウスを押している間は条件が成立しているので、
猫の絵は走っている絵になります。
逆にマウスが押されていない場合、条件が非成立となるので、
歩いている絵に変わります。