for文

概要

for文はループ処理を行うための制御文です。
カウンタを用いてfor文の中の処理を特定の回数ループさせます。

書式

書式例

for (カウンタ初期設定; 条件式; カウンタ加算処理) { // 条件式が真の間実行される }

具体例

for (int i = 0; i < 3; i++) { printf("今%d回目\n", i + 1); }

forの流れ

C_0037 for文の流れを始めから追っていくと以下のようになります。 ①.int iに0を代入する (for文の開始時はカウンタの初期設定が行われる) ②.条件式(i < 3)に対してiの値は0   (0 < 3)で条件を満たしている(true)のでfor文の中へ進む ③.printfを実行する ④.カウンタ加算処理(i++)を実行し、iの値は1に変更される ⑤.条件式(i < 3)に対してiの値は1   (1 < 3)で条件を満たしている(true)のでfor文の中へ進む ⑥.printfを実行する ⑦.カウンタ加算処理(i++)を実行しiの値は2に変更される ⑧.条件式(i < 3)に対してiの値は2   (2 < 3)で条件を満たしている(true)のでfor文の中へ進む ⑨.printfを実行する ⑩.カウンタ加算処理(i++)を実行しiの値は3に変更される ⑪.条件式(i < 3)に対してiの値は3   (3 < 3)で条件を満たしていない(false)のでfor文を終了する