for文
概要
for文はループ処理を行うための制御文です。
カウンタを用いてfor文の中の処理を特定の回数ループさせます。
書式
書式例
for (カウンタ初期設定; 条件式; カウンタ加算処理) {
// 条件式が真の間実行される
}
具体例
for (int i = 0; i < 3; i++) {
printf("今%d回目\n", i + 1);
}
forの流れ
for文の流れを始めから追っていくと以下のようになります。
①.int iに0を代入する
(for文の開始時はカウンタの初期設定が行われる)
②.条件式(i < 3)に対してiの値は0
(0 < 3)で条件を満たしている(true)のでfor文の中へ進む
③.printfを実行する
④.カウンタ加算処理(i++)を実行し、iの値は1に変更される
⑤.条件式(i < 3)に対してiの値は1
(1 < 3)で条件を満たしている(true)のでfor文の中へ進む
⑥.printfを実行する
⑦.カウンタ加算処理(i++)を実行しiの値は2に変更される
⑧.条件式(i < 3)に対してiの値は2
(2 < 3)で条件を満たしている(true)のでfor文の中へ進む
⑨.printfを実行する
⑩.カウンタ加算処理(i++)を実行しiの値は3に変更される
⑪.条件式(i < 3)に対してiの値は3
(3 < 3)で条件を満たしていない(false)のでfor文を終了する