switch文

概要

switch文は制御文のひとつで、式の値に対して複数の選択肢の中から一致するものを選び
そのcase文の中の処理を実行します。一致するものがない場合はdefaultに進みます。
各選択肢の最後にbreak文を記述し、選択した処理のみを行うようにします。
※具体例にてprintf関数を使用しています。printf関数は文字列を画面に表示する関数です。
 例えばprintf("Hello World");という文があった場合は画面にHello Worldと出力されます。

C_0031

書式

書式例:

switch (式) { case 値1: 処理1 // 式と値1の値が同じときの処理 break; case 値2: 処理2 // 式と値2の値が同じときの処理 break; default: 処理3 // 式の値がcaseの値のどれにも当てはまらないとき break; }

具体例:

char juice_id = 1; // ジュースの種類 switch (juice_id) { case 1: printf("今日はコーラ"); break; case 2: printf("今日は綾鷹"); break; default: printf("idエラーです"); break; } 実行結果: 今日はコーラ

break文

break文は処理を中断する場合に使用します。switchではcaseの中にbreak文を 入れることでブロックの終端の「}」まで処理をスキップします。