DirectXSDKのインストール方法
目次
概要
DirectX9を使用できるようにするためにDirectXSDKのインストール方法の説明をします。
SDK
SDK(Software Development kit)とは、ソフトウェア開発キットの事で、 開発を行うための環境に必要なAPI、資料、ツールなどがまとめてあります。 DirectXSDKの場合は、DirectXを使用した開発を行うためのAPIや資料、ツールが まとめてあるモノということになります。
インストール
インストールとはソフトウェアを自分のPCやスマホ上で使用できる状態にすることです。 DirectX9SDKのインストールとはDirectX9SDKを自分のPC環境で使用できる状態にします。 ダウンロードと混合されがちですが、ダウンロードはあくまでもPC上に保存することで、 その保存されたソフトウェアなどを使えるようにすることがインストールです。
インストールの流れ
インストールの流れは以下の通りです。
- DirectXSDKダウンロード
- インストーラ起動
- 使用許諾契約の同意
- 品質改善の協力選択
- インストールフォルダの選択
- インストールオプション
- ファイルコピー
- インストール終了
①.DirectXSDKダウンロード
まずはこちらのサイトに移動してください。 上の絵のようにサイトの途中に「Download」ボタンがあるので そちらをクリックしてダウンロードが完了するのを待ちます。
②.インストーラ起動
ダウンロードが完了したらインストーラーをダブルクリックして起動します。 デバイス変更の許可を求められるので「はい」をクリックしてください。 以下の画面が表示されたらインストーラの起動は成功です。 ※環境によっては文字化けが発生します。
③.使用許諾契約の同意
起動したインストーラー画面の右下にある「次へ」ボタンをクリックします。 次の画面でDirectXSDKの使用許諾の同意を求めらるので「①.同意します」にチェックを入れて、 「②.次へ」ボタンをクリックして下さい。 ①で同意しないと、②のボタンがクリックできないので、注意してください。
④.品質改善の協力選択
この画面ではDirectXSDKの品質改善に協力にするかどうかを選択します。 画面には「①.二つのチェックボックス」が用意されています。 上にチェックを入れたら協力する、下にチェックを入れたら協力しないになります。 これはどちらを選択しても、インストールが出来なくなるということはないので、 任意で選択をしてください。 どちらかにチェックを入れたら「②.次へ」ボタンがクリックできるようになります。
⑤.インストールフォルダの選択
この画面ではファイルがインストールされるフォルダの選択を行います。 ※環境によっては文字化けが発生します。 まず、「①.インストール先のフォルダ」を確認してください。 その場所で問題がなければ「③.次へ」ボタンをクリックします。 もし、別の場所に設定をしたい場合は①に直接ファイルの場所を書き込むか 「②」のボタンをクリックしてファイルの場所を選択してから 「③.次へ」ボタンをクリックしてください。
⑥.インストールオプション
この画面ではインストール時のオプションを選択します。 基本的にデフォルト設定のままで大丈夫なので「①.次へ」ボタンをクリックしてください。 もし、変更したい場合は「②.コンポーネントアイコン」をクリックすると インストール設定がメニューが表示されるので、そこから変更したい内容を選択してください。
⑦.ファイルコピー
この画面ではインストールが開始されファイルコピーが行われます。 ここでは特に何かをすることはないので、緑のバーが右端までたまったら 「①.次へ」ボタンをクリックしてください。
⑧.インストール終了
この画面で「①.完了」ボタンをクリックしたらインストール終了です。
エラー修正方法
インストールの最後の最後で以下のようにエラーコード「S1023」と表示される画面になり 失敗することがあります。 このエラーの対応の仕方を説明します。 まず、画面左下の「①.検索入力」で「コントロールパネル」と入力するなどして 「②.コントロールパネル」を起動します。 コントロールパネルが開かれたら「プログラムのアンインストール」をクリックします。 インストールしているプログラムのリストが表示されるので、 その中から以下の項目を見つけてください。
- Microsoft Visual C++ 2010 x64 Redistributable - 10.0.40219
- Microsoft Visual C++ 2010 x86 Redistributable - 10.0.40219
項目が見つかったらアンインストールを行います。 どちらかをカーソルを右クリックをしてください。 クリックすると「アンインストール」のみしかない メニューが表示されるので、その項目をクリックします。 クリックすると確認ウィンドウが表示されるので「はい」を選択してください。 最後にアプリによる変更の許可も表示されますので、そちらも「はい」を選択します。 このアンインストールは「x64とx86の両方」で行ってください。 これで、再度DirectXSDKのインストールを行えば成功するはずです。