データファイル
-ヘッダ情報-

概要

ヘッダ情報とはデータファイルに関する情報をまとめた情報のことです。
このヘッダ情報を利用して使用先では読み込み方法を決めたりします。

ヘッダファイル情報の一例

ヘッダ情報もデータと同様に開発側で自由に決めれますので、 特定のフォーマットはありません。 以下の内容もあくまで一例として紹介しており、 必ず入れなければいけない情報ではありません。

データ情報

このデータが何のデータを表しています。 例えば敵のパラメータデータを作成した場合、データ情報は「eprm」とします。 ファイルを読み込んだ際に、ヘッダに「eprm」がなければ、別データと判断します。

バージョン情報

このデータが作成された時のデータのバージョン情報を記述します。 データがバージョンアップを重ねる場合、 どのバージョンのヘッダ情報として読み込むべきかを このバージョン情報で判断します。 最新のバージョンしか受け付けないのか、旧バージョンでも 対応するのかは各自の判断になります。

ヘッダファイルのサイズ

ヘッダ情報データのサイズを記述します。 データを読み込む際にこのサイズと使用側で用意している ヘッダ情報データのサイズに差異があるかどうかを判断します。 差異があればデータに不備があると判断し、エラーとして扱います。

暗号化フラグ

このフラグで実データが暗号化されているかどうかを記述します。 外部データはバイナリファイルになっているので、 解析しやすいデータとはいえませんが、 それでも、暗号化を最終的には暗号化を行って データの情報流出を防ぐべきです。 ですが、開発中も常に暗号化をしておく必要も無いので、 暗号化フラグを見て、読み込み方法を変えれるようにします。

書き込んでいるデータの個数

実データの書き込みの個数を記述します。 外部データは固定ではなく、可変になっていることが多く、 使用側では、メモリ節約のため使用する分だけ、 データを用意したいと考えます。 そのためにデータ書き出しの際に書き込んだデータの個数を ヘッダ情報として記述しておくことで データを使用する際に最低限の個数を用意することができます。

マップチップの縦と横の数 敵パラメータデータの数 経験値テーブルの数

ヘッダデータと実データの順番

ヘッダデータと実データの順番は必ずヘッダデータを最初に書き込みます。
実データはヘッダデータを書き込んだ後に書き込みます。

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