C言語の基本

■プログラムの作成から実行までの流れ

C_0001
上の図はプログラムの作成から実行までの流れをまとめたものです。
①.ソースファイルを作成する
	まずプログラムを作成するためにはテキストエディタが必要になります。
	テキストエディタでソースファイルを作成し、コーディングを行って
	ソースコードの作成をします。

		テキストエディタ:
			文字のみのファイルを作成することができるソフトのこと(メモ帳等)
		コーディング:
			ソースコードを書くこと
		ソースファイル:
			コーディングされたファイルのこと(.c、.cpp、.h)
		ソースコード:
			プログラムを作成するためのソースファイル全体を指した言葉

②.ソースファイルをコンパイルする
	ソースコードは人間が分かる言葉で書かれていますので、コンピュータには
	理解することができません。
	コンピュータが理解するためにソースコードをコンパイルする必要があります。
	コンパイルはコンパイラを使用して行います。
		
		コンパイル:
			ソースコードの内容を機械語に翻訳すること
		機械語:
			コンピュータが理解できる数字の羅列のこと
		コンパイラ:
			コンパイルを行うための翻訳ソフト

③.オブジェクトファイルが作成される
	コンパイルが無事に成功するとオブジェクトファイルが作成されます。
		オブジェクトファイル:
			機械語で書かれたソースファイルのこと

④.オブジェクトファイルをリンク(結合)する
	プログラムは基本的に複数のソースファイルで作成されていますので、
	リンカを使用してリンクを行い、実行ファイルを作成します。
		リンカ:
			リンクを行うプログラムのこと
		リンク(結合):
			複数あるソースファイルをひとつにまとめること
		実行ファイル:
			リンカによって作成されたプログラムの完成ファイルのこと

⑤.プログラム実行
	リンクが無事完成したら実行ファイル(exe等)が作成されます。
	これを実行することで、①で作成したプログラムが実行されます

	※エディタとコンパイラとリンカが一つなっているソフト(Visual Studio等)があります。

■C言語の始まり

void main (void)
{
}

上のソースコードは何も行われないプログラムです。
C言語のプログラムの開始は必ずこのmain関数から行われます。
「{」と「}」はプログラムのかたまりを示すための記号で
ここではmain関数が「{ 」から始まり「}」で終了するということを示しています。
※関数についての詳細は別で説明をしますので、ここではmain関数から
 C言語が開始されるということだけを覚えておいてください。

	main関数:
		C言語でプログラムを実行するために必要な関数で、
		プログラムは必ずこの関数から開始される。

■ソースコードを書くにあたっての決まりごと

C言語を含むほとんどの言語で決まっている約束事を以下に列挙しますので
ソースコードを書く際は気をつけて書いてください。

①.全角文字を使用しない
	コーディングの原則として半角英数字(記号も含む)しか使用しません。
	これはスペースにおいても原則の範囲内です。

②.小文字と大文字は別モノ扱い
	小文字と大文字は別モノ扱いになっています。
	例えば test と TEST は別のモノとして扱われます。

③.予約語を使用しない
	予約語とは各言語が使用しているキーワードのことです。
	この予約語は本来の働き以外では使用することはできないので気をつけてください。

	C言語の予約語の一例:
		if、int、for、while、long、char、switch など